導入事例

情シス業務自動化の新サービス「Syncpit」をいち早く導入した理由
ビジネスチャットとMDMの連携から広がる新たな可能性に着目

大和財託株式会社

大和財託株式会社

設立
2013年7月1日
デバイス数
35台
従業員数
53名(2019年4月時点)
事業内容
資産形成に関するプランニング及びコンサルティング、不動産の管理・賃貸及び売買、建物のリフォーム・リノベーション及びその他建設業など
利用用途
スマートフォンの紛失・盗難対策の自動化、省略化

大阪を拠点として、多様な顧客のニーズに応えるプラットフォーム型の資産運用サービスを提供している大和財託。収益不動を基軸に、コンサルティングやプランニング、物件の建築、販売から賃貸経営など運用面に至るまでトータルにサポートすることを強みとしており、頼れる資産運用パートナーとして近年大きく成長している。
今回は、新製品である「Syncpit」導入の背景と今後への期待について、管理部IT戦略室の森本 優氏にお話を伺った。

自由度が高く使いやすいMDMツールとしてまずLanScope Anを導入

大和財託では、新しいテクノロジーやサービスを積極的に利用することで業務の効率や生産性を高め、少数精鋭でよりよいパフォーマンスを得られることを目指している。基幹システムやビジネスアプリケーションに加えてIT資産管理ツールを活用し、社員のPCやタブレットなど約90台のデバイスを適切に管理しているほか、会社から支給しているスマートフォンは、MDM(モバイルデバイス管理)ツールを用いて安全性を保ちつつ、運用の効率化を図っていた。ただ、MDMの効果やツールそのものへの不満は大きかったという。

「社員50人のうち、総合職にあたる35人ほどにスマートフォンを支給しています。以前のMDMツールは、いわゆるセキュリティのための機能制限がきつくて、デバイスの利便性が大きく損なわれてしまっていました。また、スマートフォンのOSは頻繁にバージョンアップがありますが、それに対応できていないことも問題でした。その影響で、日常的に使うアプリケーションの切り替えにも支障をきたすことがあり、現場のユーザーから不満の声が上がっていたのです。電話とメールしかできないようではスマートフォンを使う意味がないので、自由度が高く、ログ管理や紛失対策などがしっかり担保され、そして使いやすいMDMツールを探すことにしました。」

森本 優 氏<
大和財託株式会社 管理部 IT戦略 リーダー 
森本 優 氏

IT系の展示会などに直接足を運び、複数のMDMツールのハンズオンなどを行った後、森本氏はエムオーテックス株式会社(以下、MOTEX)のLanScope Anの導入を決断した。

「とにかく自由度が高いことが印象的でした。管理コンソールもシンプルで使いやすく、ほぼ即決でしたね。また、スマートフォンを利用するユーザーに『システムで縛っている』『管理されている』と感じさせたくないと思っていまして、その点でも良い選択肢でした。導入が容易であること、コストが安価であることも選定の理由です。」

ビジネスチャットとの連携で定型業務を自動化できる「Syncpit」に注目

LanScope Anの導入で、スマートフォンの管理工数は大きく削減された。新たに支給するスマートフォンのキッティングに要する時間も、数時間から10分ほどに短縮され、業務負荷削減の面でも効果を実感しているとのこと。そんな折、MOTEXからLanScope Anと連携する新たなツールが出ると聞き、興味を持ったと森本氏は話す。

「今、ビジネスコミュニケーションのツールとしてビジネスチャットが注目されています。当社でもMicrosoft Teamsを導入し、日々のやり取りや資料の共有などで活用しています。新しい製品は、このビジネスチャットとMDMが連携するというところが面白そうだと思いました。その後、MOTEXの展示会で詳しく話を聞く機会がありまして、それが今回導入したSyncpitだったわけです。」

Syncpitは、2018年12月にリリースされた新製品で、登録しておいた定型業務をビジネスチャット経由で自動実行できる。現在はLanScope Anと連携し、デバイスの紛失・盗難対策の機能(位置情報確認やロック・データの消去)のみだが、今後の機能追加が予定されており、森本氏はそうした新しい可能性に期待して、いち早く導入を決断した。

Syncpit監修コンソール(業務フロー自動化)
▲ Syncpit監修コンソール(業務フロー自動化)

「会社としても、いわゆるベンチャー企業ならではの成長とスピード感のもとで、新しいことをどんどんやっていこうという意向があります。Syncpitを見て、現在のビジネスチャットとスマートフォン管理の連携に留まらず、新しい製品、サービスとして、これからもっとできることが出てくるだろうというプラスの面に期待して、導入を決めました。」

システム管理者の負担軽減だけでなくユーザーも本来の仕事に集中できる土台を整備

同社では、2019年1月にSyncpitを正式に導入した。リリースされて間もない新製品をいち早く導入したということに加えて、これまで幸いなことにスマートフォンの紛失や盗難は起きていないため、紛失・盗難対応の自動化、省力化を実現するSyncpitの本領はまだ発揮されずにいる。検証作業では問題なく利用できることを確認しており、森本氏はこれでより安心してスマートフォンを活用できる土台が整ったと捉えている。

紛失デバイスの位置情報や操作ログを確認
▲ 紛失デバイスの位置情報や操作ログを確認
(Microsoft Teams)

「私はシステム担当なので、MDMツールとしてLanScope Anがバックグラウンドで動き、ビジネスチャットとしてMicrosoft Teamsが日々のコミュニケーションに活かされ、それらと連携するSyncpitがデバイスの紛失や盗難時に効果を発揮する、という全体像を捉えていますが、ユーザーの立場ではそこまで意識することはないでしょうし、むしろ意識しなくてよいということがポイントではないかと思います。 万が一の場合に、普段から使っているビジネスチャットにキーワードを入力すれば、自分ですぐ対応できるようになっていることを理解しておいてもらえれば、ユーザーも自分の仕事に集中できるでしょう。」

ただ、システムで守っているからデバイスをなくしても大丈夫、ということではないと森本氏は強調する。今後は、社員へのセキュリティ講習などで啓蒙を進めていきたいと話す。

「やはりセキュリティ意識というところでは、1つのミスが会社全体の信頼に影響を及ぼします。私たちの仕事はお客様との信頼で成り立っていますので、細かなところにもこだわっていきたいと考えています。デバイスの管理や保護についても、まず『なくしたら問題である』という意識を全員がきちんと持つことが重要です。そのうえで、いざという場合にはSyncpitのようなツールがあることで速やかに対処できる、業務の負担を減らせるということであれば、安全や安心、信頼の担保につながるのではないでしょうか。」

安全性と利便性を良いバランスで保っていきたいこれからの「Syncpit」の進化にも期待大

Syncpitは、MOTEXのIT資産管理ツールであるLanScope Catとの連携なども視野に、定型作業の自動化を支援するツールとして進化していく予定だ。同社ではLanScope Catもすでに利用しており、森本氏はSyncpitの可能性に期待を寄せている。

「こうした新しい製品を世に出すときは、いろいろ手探りなところもあると思います。チャットボットなども注目されてきている中で、今回の導入は、まさに『ピンと来た』という感じです。 今は新しいものが次々登場し、入れ替わりのスパンが早くなっています。そうした世の中の動きに対応していく際に、セキュリティの部分を重視しすぎると、せっかくのITの便利さを活用できなくなってしまうこともあるでしょう。安全性と利便性のバランスをうまく取ることが大切だと痛感しますし、今当社は良いバランスで、良い製品を選定できていると思います。」

今回のSyncpit導入、またLanScope An、LanScope Cat導入におけるMOTEXの対応を森本氏は高く評価しており、今後のサポートにも期待している。

「普段から緊密に連携させていただいて、LanScopeシリーズという専門性の高い製品を何の不安もなく導入できたのは、ポイントが高いですね。営業の方と開発の方の距離感が近い印象で、問い合わせたことにはすぐお返事いただけますし、お知らせなどがあるときも適切なタイミングでいただけるのでとても助かっています。これからのサポート、そして新しいチャレンジにも期待しています。」

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